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Posted by ミリタリーブログ at

2019年01月10日

【GIGNアーカイブ】GIGN装備・簡易まとめ

【GIGNアーカイブ】GIGN装備・簡易まとめ です。



こちらではGIGNの装備について、特にサバイバルゲームやコスプレ等をお考えの方向けに、基本的な部分をまとめてあります。

また最下部にて、GIGNの装備を再現する際の参考となるショップについて、国内外共に まとめてあります。

当ブログ画面左の◆GIGN(アーカイブ)「装備」をクリックされた場合、こちらの一覧ページへジャンプするようになっています。

最終更新:2019年10月



◆各部の装備品について
当ブログ内のアーカイブでは、GIGNが使用していた、または使用している装備品について、基本的な部分をまとめてあります。

【GIGNアーカイブ】服装とパッチ

【GIGNアーカイブ】ヘッドギア

【GIGNアーカイブ】ベストとボディアーマー

【GIGNアーカイブ】グローブとブーツ

自分自身が所持していた品々や代理で購入した品々については、忘備録として少しだけご紹介しています。

【GIGNアーカイブ】忘備録

また海外サイトを中心とした資料についても、少しだけご紹介しています。

【GIGNアーカイブ】資料室

装備を探される際や組まれる際に、何かの助力となれば幸いです。





◆再現難易度について
「○○のGIGNを再現してみたい!」という方向けの、年代や作品別(映画やゲーム等)の簡単な目安表です。

★☆☆☆☆=国内のみで、物品も豊富で、比較的 安価に再現可能
★★☆☆☆=国内のみで、物品も豊富で、資金と技量があれば再現可能
★★★☆☆=国内外で、物品も豊富で、資金と技量があれば再現可能
★★★★☆=国内外で、物品は少ないが、資金と技量、そして運があれば再現可能
★★★★★=お察し

…といった形式となっています。
(技量は外国語力や自作・創意工夫できるか等を含んでいます。)


▼1980~1990年代初期の対テロ装備
再現難易度:★★★★☆

GIGNの創設については1970年代まで遡ることができますが…
ステレオタイプなGIGNのイメージである「バイザー付きヘルメットとリボルバー」というスタイルが確立されたのは、1980年代でした。
装備品自体は、実物もレプリカも最近のそれより圧倒的に少ないですが、人気と知名度が低い分、放出品は安価だったりします。
このため、自分も かなり近い装備を再現することができました。
しかし(当然ながら)古い装備品は年々減ってしまいますので、今後は再現が より難しくなってしまう可能性もあります…


▼1990年代の対テロ装備
再現難易度:★★★★★

1994年、GIGNの名前を世に広めるキッカケとなった『エールフランス8969便ハイジャック事件』の年代の装備です。
イギリスの特殊部隊であるSASの『ニムロッド作戦』での装備と同様に、しばしばGIGN装備の「王道」と言われます。
というのも装備品について、実物は もちろんレプリカすら満足にない状態が長らく続いているのです。


▼2000~2015年以前の対テロ装備
再現難易度:★★★★☆

2000年代初期から2010年代初期に使用されていた装備品の多くも、長らく再現難易度が高い状態でありました。
近年、バイザー付きヘルメットやアサルトスーツの入手が比較的簡単になり、グローブやブーツに至っては国内でも入手可能となっています。
Blackhawk等の民生品や そのレプリカが利用できるのも、ハードルが低い点かと思います。
反面、ボディアーマーやタクティカルベスト等は実物やレプリカが少ない状態のため、全身の装備を整えるのは未だ難しいです。


▼2015年以降の対テロ装備
再現難易度:★★☆☆☆ または ★★★☆☆

2015年の『パリ同時多発テロ事件』頃の年代の装備です。
現在、最も「基本的な装備を簡単に再現可能な年代」でして、GIGNの装備再現の根幹を担っているといえます。
実のところ、国内のバイザー付きヘルメットのレプリカに、ミリタリーブランドやタクティカルメーカーの私服、そしてCIRAS等を組み合わせてしまうだけも、外観上は かなり近い装備を組むことが可能です。
バイザー付きヘルメットでない装備例も見られますので、ハードルを より低く設定することもできます。
個人輸入が可能な方なら、アサルトスーツを導入するだけで更に再現度が上がります。
ボディアーマーやベストも、資金が豊富で個人輸入が可能な方なら、どなたでもレプリカや代用品を購入できるようになって参りました。
運が良ければ実物も十分 入手可能でして、フランスは もちろん日本国内でも、すでにお持ちの方が複数名いらっしゃいます。
武器の方もMP5系やSG550系から、HK416等の「最新の武器」まで選べますので、その点でも多くの方々に選んで頂きやすいでしょう(^-^)


▼映画『L' Assaut』のGIGN装備
再現難易度:★★★★☆  〔詳しく〕

2010年に(フランスで)劇場公開された、GIGNファンの方々にとってはお馴染みのノンフィクション映画です。
映画に登場するGIGNの装備品は(実際のGIGNの隊員さんが参加していることもあり)、全体的に1990年代の装備と ほぼ同じです。
一方で、MSAのバイザー付きヘルメットやTAC系のタクティカルベスト、GK-Proのブーツ等、現在も入手可能な装備品も見られます。
映画でGIGNをお好きになられた方々には、是非チャレンジして頂きたい装備です。


▼FPSゲーム『Modern Warfare 3』のGIGN装備
再現難易度:★★☆☆☆  〔詳しく〕

2011年末に発売された、著名なFPSゲーム『Call of Duty:Modern Warfare 3』に登場するGIGNです。
ゲームが流行していた当時は、レスピレーターとバイザー付きヘルメットから「ゲームらしい重装備」という印象でしたが…
2015年の『パリ同時多発テロ事件』にて、ほぼ同型のレスピレーターやMINIMI機関銃等の重火器が確認され、「危機におけるGIGNの装備」としては驚くほど良い線をいっていた、という一面も見られました。
再現難易度は それ程 高くないように見受けられますが、自作や加工等が必要な点も多く、一筋縄ではいかないかと思います。


▼FPSゲーム『Rainbow Six Siege』のGIGN装備
再現難易度:★★★☆☆  〔詳しく〕 

2015年末に発売された、著名なFPSゲーム『Rainbow Six Siege』に登場するGIGNです。
販売元のUbisoftはフランスに本社を置いていることもあり、GIGNのキャラクターを制作されるにあたって、実際のGIGNからの指導等が少なからず盛り込まれています。
装備やゲーム中の「ガジェット」は非現実的な部分も多いですが、全体的にバランスが取れているのではないでしょうか。
再現難易度自体は決して高くない…ように見えますが、一部のガジェットの再現難易度は笑えないレベルです(^-^;)





◆GIGNとリボルバー
最新装備に身を包んだ現在のGIGNは、自分自身が開拓していた頃のGIGNとは少し違う、正に「最新の対テロ特殊部隊」というイメージとなりました。

そんなGIGNですが、マニューリンのリボルバー『MR73』を愛用していたことは非常に有名でして…
1970年代の創設時から膨大な数の写真に姿を残し、1994年の『エールフランス8969便ハイジャック事件』等での功績から、「リボルバーを使用する対テロ特殊部隊」として一躍有名となりました。

2010年代からは最前線を退きつつありますが…

2018年の写真に至るまで、シンボル的にリボルバーを使用しています。


▼1970~1980年代



▼1990年代


バイポッドとスコープを備えたリボルバーは「突入班に随伴しつつ後方から支援を行う」という、現在のマークスマンライフルのように運用されていたようです。


▼2000年代


フランスのジャーナリスト、ウェンディー・バウチャード(Wendy Bouchard)さんによる取材時の写真です。
映像はDailymotionのページにてご覧頂けます。


▼2014年

2014年にサトリ―で行われた催しでは、隊員の周りにある風船を対象とした射撃演習が公開されました。
海外サイト(Flickr)にて、色々な写真が閲覧可能です。


これらのGIGNにおけるシンボル的な使用例から、映画やゲームでのステレオタイプなイメージも確立されています。


▼Taxi (1998年)

リュック・ベッソン制作・脚本の有名なフランス映画です。
とあるシーンにて、GIGN隊員がリボルバー(F1またはMR73)を手にしているシーンが見られます。
フランス映画・GIGN・リボルバーという3点が揃って登場したのは、同映画が初めてかもしれませんね。


▼Who Dares Wins (2006年)

『Who Dares Wins MOD』は、著名なFPS『Battlefield 1942』用にリリースされた海外製MODの一つです。
1994年の『エールフランス8969便ハイジャック事件』をテーマとしたマップでは、サブウェポンとしてリボルバーが登場しています。
ロード画面では映画『The Rock (1996年)』のテーマと合わせて、.357マグナム弾であろう弾薬も映し出されていました。


▼L' Assaut (2010年)

お馴染み、1994年の『エールフランス8969便ハイジャック事件』をテーマとしたフランス映画です。
再三で申し訳ありませんが、自分自身がGIGNについてのブログ(データベースこと劣化版Wiki)を開設するキッカケとなった映画でして…
自分にとっての「GIGNといえばリボルバー」を確立した作品です。


▼Call of Duty:Modern Warfare 3 (2011年)

MWシリーズが全盛期であった当時、前ブログでも記事を書かせて頂いていました。
シングルプレイヤーにおけるGIGN所属のキャラクター『Sabre(セイバー)』が、極稀に.44Magnumを使用するそうです。


▼L' Ordre et la Morale (2011年)

1988年の『ウベア島事件』をテーマとしたフランス映画です。
邦題は割愛させて頂きました(笑)
常に対テロ装備なイメージで固定されがちのGIGNとしては、「熱帯雨林でもリボルバー」が見られる数少ない作品です。


▼Rainbow Six Siege (2015年)

お馴染み、通称R6Sです。
ゲームには『LFP586』という名称で、S&Wの『M586(後述のM686のスチールモデル)』が登場します。
GIGN所属のMontagne、Twitch、Doc、Rookのオペレーター4名と、GIGNからCBRNへ選抜されたLionというオペレーター1名、計5名の全員が装備可能とのことです。
ゲーム内のクリップ映像では、M586が堂々と登場するシーンもあり…
「GIGNといえばリボルバー」というイメージの風化を防いで頂けました(#^-^#)


2010年に映画『L' Assaut』を見て、また2012年に前ブログを開設し、そして2019年に当ブログへ移設を行い…

自分自身は短い年月しか携わっていないかと思いますが、リボルバーは常にGIGNと共にあると思います。
…何か少し恥ずかしい文章ですね。

GIGNのリボルバーとしては、マニューリンの『MR73』が最も有名かつ多用されていますが、S&Wの『M686』も使用されています。

写真は非常に少ないですが、しばしば書籍での記述も見られます。
トイガンも存在していますので、先述のM586と合わせてオススメです。

サバイバルゲームやコスプレ等において「どうやってGIGNらしさを出すか」を考えられる際は、是非リボルバーを活用して頂きたいと思います(#^_^#)





◆ショップ
昨今のGIGNやフランスLE装備の人気の向上から…
「GIGNやフランスLEの装備はどこで買えるの?」「販売店は国内にあるの?」「海外通販はあるの?」
…といった疑問をお持ちの方々も、沢山いらっしゃるかと存じます。

自分自身も、長年ウィンドウショッピングになってしまっているお店や、最近見つけたお店等、色々増えて参りましたので…
整理も兼ねてリストにさせて頂きました。
とはいえ お店の数は少なく、あくまでも個人の「感想」のようなご紹介しかできません。

微力ではありますが、ご参考となれば幸いです。


1.日本国内のショップ

▼bttc.
実物やGK-Proの製品をはじめ、フランス以外の多くのLE装備を開拓されているお店です。
GIGNのパッチやヘルメット等のレプリカも販売されています。
ブログの方では、北欧や東欧等、まだまだマイナーな国のLEについてもご紹介されています。

▼デポリュテス
フランス軍ファンの方にはお馴染みのお店かと思います。
GIGNのパッチをはじめ、国家憲兵隊・国家警察関連の品も数多く販売されています。

この他にも、代用できる衣類や装備品(TACタイプベスト等)は、国内の様々なお店で販売されています。



2.海外のショップ(フランスを除く)

▼eBay
お馴染みのeBayです。
数年前はレプリカの旧型パッチと1/6フィギュア、書籍くらいしかありませんでしたが…
現在は稀に放出品が見られる等、出品される物品が増えています。

▼GBF Militaria
イギリスのお店です。
フランス軍や国家憲兵隊・国家警察のアイテムが多い、というわけではありません。
しかし過去にSpectraヘルメットのフルセットや、スウェーデンのM90ヘルメットのフルセット等々…
稀にレアものが入荷するお店ですので、何となく ご紹介させて頂きました。

なおアメリカやイギリスのエアソフトショップでは、国内では流通していないものの代用に適した装備品が少数 見受けられます。
ご予算と相談しながら、是非 色々探して頂ければと思います。



3.フランスのショップ

▼eBay.fr
基本的にはeBay.comと変わりありませんが、こちらにてフランス語で検索しないと見つからない放出品も多いです。
アサルトスーツやヘルメットは稀に放出が見られますので、入手できた方もいらっしゃるかと思います。
一方で、「日本への発送を対応されているか」「サイズが合うか」等の問題につきましては…ズバリ「運次第」と言える状態です。

▼Amazon.fr
こちらもeBayと同じく、日本やアメリカのAmazonでは見つからない商品が多いです。
国家憲兵隊・国家警察のアサルトスーツのレプリカ等が入手可能な他…
Mil-Tecの製品やGK-Proの製品等、欧州を拠点とする有名なメーカーの製品も多く見られます。

▼Tac Store
MSA Galletのヘルメットをはじめ、多くの装備品を取り扱われていますが、もちろん非常に高価です。
昨今のフランスの対テロ事情によるものなのか、2015年以降は在庫供給が不安定な状態です。

▼GK-Pro
お馴染みのGK-Proのホームページです。
bttc.さんにて国内への流通ルートは存在していますね。

▼Kerdier
映画等でお馴染みの(1990~2000年代初期の)装備に最適なアサルトスーツが販売されています。
生地や縫製も、新品実物といえる程の高品質と思われますが、とても高額になるかと思います。

▼Doursoux
GIGNのアサルトスーツ(特に1980~1990年代に使用されていたデザイン)と、酷似したアサルトスーツが販売されています。
価格面でもデザイン面でも、非常に有力なお店です。

▼Stock38
放出品や国家憲兵隊の品々が販売されています。
フランス語表記のみですが、日本への発送も対応しているようです。

▼General Army Store
特に装具や小物、パッチ等が豊富なお店です。
日本への発送は対応されているか不明ですが、クレジットカードでの支払いが可能とのことです。

▼Surplus Militaire
お店の名前の通りのショップです。
CE迷彩の衣類はもちろん、LE向けのアサルトスーツやレザーベルト等もあります。

▼Heritage Airsoft
エアソフトショップです。
国家憲兵隊・国家警察のアサルトスーツと酷似したスーツが販売されていまして、安価な品も多いです。



フランスのみならず、英語表記があり かつPaypal等に対応しているお店は、基本的には国際配送可能な場合が多いです。
フランス語のみのお店については「日本へ発送してくれるのかどうか」という段階から、開拓して頂く必要があるかと思います。

日本への配送問題とコスト、サイズ等がクリアできれば…入手自体は十分可能です。

この他にも(特にフランス国内では)放出品やポリス用品、エアソフト、アウトドア系のお店が数多くあります。

最近のお話しではありますが、フランスの方が母国内で買い物をされる場合は、国家憲兵隊・国家警察の装備共に それなりの入手ルートが確立されつつあるようです。
対テロ特殊部隊の放出品は、対テロ強化によって新しい製品へ切り替えを行いつつ、かつ(テロリストへ渡らないように)放出も ある程度抑えつつ…という、微妙な感じで行われているように感じます。

日本国内では、高額となる個人輸入を行うか、代行会社に依頼するか、現地へ旅行ついでに出向くか、フランスにお住まいの方と友達になるか、はたまたレプリカ類の発売を待つか…
相変わらず、お金をつぎ込む以外に有効な手段はありません(笑)

一方で、実物等が入手できなくとも その分 他に予算を回せますし、「何でも実物でないといけない」というわけではありませんので…
ご自身のペースで、目指されるスタイルに合わせた装備を揃えて頂ければ良いのでは、と思います(^-^)





※こちらの記事は現在も編集中です。

各部の装備は各記事で細かく見て頂きたく思います。
  

Posted by Lure_mk at 23:43Comments(0)装備