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Posted by ミリタリーブログ at

2019年01月05日

【GIGNアーカイブ】忘備録

【GIGNアーカイブ】忘備録 です。



こちらでは、自分自身が所持していた品々や代理で購入した品々について、忘備録も兼ねて少しだけご紹介しています。
装備を探される際や組まれる際に、何かの助力となれば幸いです。

更新日:2020年7月



◆2012~2015年まで
前ブログに初めて投稿したのは、2012年4月1日のことでした。
GIGNの考察を始めようと考えたのは映画『L' Assaut』がキッカケでして、2011年の半ば頃から前ブログ開設に向けて準備を始めました。
当時は2019年現在ほどレプリカや代用品の数も少ない状態でしたが、2018年12月31日までの約6年間、前ブログを細々と更新していました。

▼GIGN インシグニアパッチ(レプリカ)

オールドスクールなデザインのパッチです。

こちらは過去、前ブログにて『パッチプレゼント』なる催しを行った時のものです。

現在は実物も極稀に出回りますが、当時はこのパッチしかないといっても過言ではない状態で、入手方法も個人輸入が大半でした。


▼Guarder SEAL2000(レプリカ)

映画『L' Assaut』を見てからブログを開設するまでの数カ月間、GIGNの情報を集める中で、この特徴的な「背中にサイズ調整用のドローコードがあるベスト」を探し回っていました。
そして運良く発見し、2012年の2月辺りにFire Support ltdなるイギリスのショップから個人輸入するに至りました。

2014年以降は ずっと収納していましたが、とある方へ引き継がせて頂きました。


▼M88タイプ バイザー付きヘルメット(レプリカ)

当時はこのヘルメットか、中国製またはイスラエル製の高価な実物ヘルメットしかなく、選択肢が限られていました。
写真のヘルメットは、「バイザーの形状が少しでもマシになるように」と、友人に加工して頂いたものです。


▼Gentex バリスティックヘルメット(実物) + Aetco.inc ライオットバイザー(実物)

Gentexのバリスティックヘルメットに、Aetco.incのライオットバイザーが取り付けられているものです。

ロサンゼルス市警の放出品とのことで、外装は所々ケブラー繊維が露出していて、塗装の剥げ等もありますが、内装はとても綺麗でした。

バイザーの厚みは約4.5mm程で、抗弾バイザーに比べて断然薄いです。
またチンストラップは3点式で、ヘッドセットとの相性は良くありません。

余談ですが、ハリウッド映画の『The Fast and The Furious(ワイルドスピード、2001年)』や『Volcano(ボルケーノ、1997年)』等にて、同じヘルメットが確認できます。

2017年に友人へ譲渡致しました。





◆2016年
2015年の『パリ同時多発テロ』を境に、GIGNの装備が個人差の激しい状態となり、前ブログの改訂が追い付かなくなってしまいました。

一方、2016年は『Call of Duty:Modern Warfare 3』の舞台設定の年、ということで…MW3のGIGN装備再現へ力を入れました。

COD4のSAS、MW3のGIGN、MW2のFSBと…MW装備で集まれたことは、とても嬉しい経験でした。
自分自身は二次元に疎い身ですが…現地ではアメコミのキャラに扮した方々もいらっしゃって、とても興味深かったです。

▼Matrix Molle SDEU(レプリカ/映画衣装?)

エアソフト用のアーマーベストです。
細部のレビューはコチラの海外サイトをご覧下さい。

実際に使用されているアーマーベストに似ているからか、フランス国家警察の特殊部隊を描いたコメディ映画、『RAID Dingue』で使用されていました。

2017年に友人へ譲渡致しました。





◆2017年
2016年の遠征後、本格的な装備品に触れる機会が何度かありました。

2017年度末には長年の憧れであったオールドスクールなGIGN装備(1980~1990年代)が ほぼ完成となりました。

一見すると どれも国内では目にできない品々に見えますが、いずれも決して高価ではありませんでした。

また、著名なゲーム『Rainbow Six Siege』ことR6Sの影響からGIGNに興味を持った友人と、長年(少なくとも2013年から)SAS CRW装備を目指している友人と…対テロ装備で並ぶことができました。

前ブログを開設した2012年当時には、想像もできなかった程に対テロ装備の輪が広がっています(←?)

▼Superubott/Casco Ubott(実物)

イタリアの国家憲兵隊(Carabinieri、カラビニエリ)や国家警察で使用されていたヘルメットです。
対テロ特殊部隊の特殊介入部隊(GIS:Groupe Interventional Speciale)では、2000年代初頭まで使用されていたようです。

よく知られているGIGNのヘルメットはRBRやMSAのものですので、影の薄い存在といえます。

故に人気がないのか、約£20という驚異の価格で投げ売られていました。

ライナーとチンストラップは革製で、いかにも古臭い作りです。

シェル本体の内側にも全体に凹凸したパッドが備わっているため、被り心地は良好ですが、サイズは59cmに固定されています。

チンストラップはベルト式のため、昨今のファステックス等に比べると、素早い着脱はできません。

イタリア語に関しては完全に無知ということもあり、ヘルメットの出所はハッキリしていません。
例えばSuperubottと呼ばれるヘルメットとは同型なのですが、タグが全く異なります。
その辺りも含め、詳細不明のままです…

バイザーは分割式で、抗弾バイザーを暴徒鎮圧用バイザーにネジで固定する構造です。

バリスティックバイザーの厚みは約10mm、ライオットバイザーの厚みは約5mmでして、合計で約15mm程です。
ヘルメットの総重量は約3.5~4kg程ですが、ヘルメット本体は比較的軽いため、大半がバイザーの重さになります。

バイザーの固定はチューブ状のゴム(ビニール?)のテンションのみに頼る方式で、これまた古臭いです。


全く劣化していなかったこともあり、ある程度しっかりとバイザーを保持することができました。
止められる角度も自由ですが、激しく動くと流石に落下してしまいます。

こちらの方も、とある方へ引き継がせて頂きました。


▼Gilbert Production Combinaison Antistatique(レプリカ/民生品)

フランスのGilbert Productionのカバーオール(いわゆるツナギ)です。

1970年代から1995年頃までGIGNで使用されていたスーツと、酷似しています。

正面にある2つのジッパーが最大の特徴で、首元から足元まで開放することができ、とても着用し易いです。
各部のポケットもジッパー式です。

素材はポリエステル80%、コットン20%です。

襟元はスナップボタン式で、GIGNで使用されていたスタイルとほぼ同一です。
薄手で軽くて動き易いですが、両太腿にポケット用のジッパー式スリーブがあることから、本来は何かを着た状態の上から着用するようです。
製品名の「Antistatique」は静電気防止の意味ですので、寒い時期は下にフリース等を着ても良いかもしれません。

こちらの方も、とある方へ引き継がせて頂きました。


▼Smith and Wesson Barrier Vest(実物)

アメリカのS&Wのボディアーマーです。

1970年代から1980年代にかけて製造されていたようで、いくつかの種類があるようです。

本国アメリカでは、1980年代のSWAT(テキサス州)にて使用例が確認できます。

当然ながら、近年のボディアーマーに比べて洗練されていないため、プレートやソフトアーマーを取り出すことができません。

総重量は約5~7kg程かと思われますが、測定できませんでした。

プレートはスチール製で、縦が約35~40cm、横が約30cmの完全な四角形です。
分厚い割に体に合わせて湾曲されておらず、正に「鉄板を身体に吊り下げている感じ」です。
ソフトアーマーはケブラー製と思われますが、当時の技術の限界なのか、繊維が分厚くてゴワゴワしていました。
それでもNIJ規格での防弾性能は、最大でも「II-A」ですので…技術の進化は凄いものだと、改めて感心致しました。

こちらの方も、とある方へ引き継がせて頂きました。


▼Fox Outdoor LBV-88(レプリカ)

アメリカのFox Outdoorlのロードベアリングベストです。
LBV-88を模した、よくあるレプリカの一つでして、珍しくも何ともありません(笑)

Fox Outdoorは よくある「アウトドア用品やミリタリー用品を製造しているメーカー」ですので、それなりの質・縫製となっていました。

実物の写真を見る限り、レプリカながら非常に よく作られています。
自分のような素人目で分かる部分といえば、ドローコードを留めるストッパー位ではないでしょうか。

こちらの方も、とある方へ引き継がせて頂きました。


▼NcStar Carrier with External Pockets(レプリカ) 『Rookのアーマーベスト』

自分の友人向けに制作した、著名なFPS『Rainbow Six Siege』に登場するGIGNのキャラクターであるRookのアーマーベストです。
グローインアーマーはCondorのドロップレッグパネル、ショルダーアーマーはノーブランドのOTVのものです。

未だMk.1モデルの状態ですが、現役で運用頂いています。





◆2018年
ロシア語学習を始めて2年が経ち、色々な方々と出会う中で自分の人生観が少しずつ変わっていきました。
このような超個人的な事情から、6年以上に渡って続けていた前ブログを閉鎖し、GIGNおよびフランスLE装備の全てを放出致しました。
とはいえ、LE装備としてはフランスからロシアへと(GIGNからОМОНへと)国籍・部隊が変わっただけでして、正直なところ…相変わらずな感じです。
引き続き、このブログや装備品の輸入を通して 何かしらバックアップすることができれば…と思っています(^_^)

▼Forces armées françaises Combinaison(実物)

フランス軍で使用されていた、オリーブ色のカバーオールです。
しばしば「パラトルーパー・カバーオール」や「パイロット・カバーオール」等と呼ばれています。

素材はコットン100%です。

ヘリンボーン生地になっていまして、一般的な軍用衣類と同じく頑丈のようです。

両脇部分はメッシュ状になっていまして、薄手で軽くて動き易いですが、寒い時期での運用には不向きかと思います。

また、Gilbert Productionのスーツと違って ややタイトな作りでした。

こちらの方も、とある方へ引き継がせて頂きました。


▼Viper Carabinieri (カラビニエリ)タクティカルベスト

イタリアの国家憲兵隊ことカラビニエリの対テロ特殊部隊、GIS(Groupe Interventional Speciale)のタクティカルベストのレプリカです。
Superubott/Casco Ubottヘルメットの入手後、GIS装備の開拓も視野に入れ、試験的に購入・収納していました。
一部のポーチ類はベルクロとスナップボタンで装着するという、何とも渋いデザインです。

実はGIGNとも無関係ではなく…
『Zero Hour - S03E06 - Shoot Out in Marseilles』なる、『エールフランス8969便ハイジャック事件』を扱ったドキュメンタリー番組にて、プロップとして登場しています。

もちろん実際のGIGNでの使用例はありませんが、衣装としては渋くて良いのではないでしょうか(笑)

こちらの方も、とある方へ引き継がせて頂きました。


▼RBR バリスティックバイザー(実物)

これまで様々な装備品を横流し(笑)して参りましたが、こちらのバイザーは1点モノの代理購入でした。
故に自分が所持していたわけではないのですが、お陰様でGIGNの「王道」の品に触れる貴重な機会を頂けました。

ご依頼主の方へお渡し済みです。


▼Gentex バリスティックヘルメット(実物) + Aetco.inc ライオットバイザー(実物)

大学時代からお世話になっている方から お声を頂き、販売用に取り寄せたものです。
自分が所持しているわけではありませんが…GIGNをはじめとするLE装備の未来が明るくなればと、切に願っています…(^_^)

某所で在庫されています。





◆2019年
ブログは移設となりましたが、引き続き装備品の輸入等を通してバックアップを続けています。


▼Verseidag Ballistic Protection アーマーベスト

Verseidag Ballistic Protectionのアーマーベストで、イギリス警察の放出品です。

フランス国家警察の特殊部隊で使用されているアーマーベストに酷似していまして、珍しいことにサイズS(34/36)が放出されていたこともあり、とりあえず確保しました。

ソフトアーマーも付属していまして、外観・質共に中々良い代用品かと思います。

こちらの方は保管中です。


▼Doursoux Combinaison d'Intervention(レプリカ/民生品)

フランスのDoursouxのアサルトスーツです。
こちらも自分が所持していたわけではなく、代理購入でした。

1990年代にGIGNで使用されていたスーツと酷似していまして、故に肘と膝のアコーディオンパッドは備わっていません。

正面にあるジッパーは特徴的で、股下まで少し斜めに開放することができます。

素材はポリエステル33%、コットン67%で、上記のGilbert Productionのカバーオールとは異なって「テカテカ」していません。

生地の質感については、フランス軍のF1戦闘服/F2戦闘服/ジャンプスーツと酷似しています。
襟元や胸部、上腕部のポケットはスナップボタン式で、GIGNで使用されていたスタイルとほぼ同一です。

背面です。

腰や肩の間接部分が蛇腹状になっていまして、身体を動かす際は柔軟にフィットします。

総評としましては、GIGN装備として(特に1990年代の装備に対して)非常に有用な民生品となっています。
なお、実際のフランス国家憲兵隊の機動憲兵隊でも全く同型のモデルが使用されていまして、各部のベルクロも活用されています。
GIGNを含むフランス国家憲兵隊全体の装備を再現される際は、良い候補の一つとなるでしょう。

ご依頼主の方へお渡し済みです。





◆2020年
ブログは移設となりましたが、引き続き装備品の輸入等を続けています。

▼Casque CRS Police Nationale Gallet 2000(?)

『Gallet 2000』という名称は暫定でして、フランスのコレクターな方によるフォーラムでの投稿にて確認できましたが、Gallet社による同ヘルメットの正式名称や型番が判明していません。















こちらはフランス国家憲兵隊仕様のGallet 2000の参考画像です。

画像はコチラのフランスのショップさんから拝借させて頂きました。

自分自身が入手した個体と異なる点としましては…
・全体的に明るい、艶のある青色で塗装されている
・国家憲兵隊のインシグニアが確認できる
…といった違いが見られます。

一見 珍しいように思える同ヘルメットですが、上記の通り本国フランスを中心とした海外ショップやオークション等で、それなりに見かけるモデルです。


▼Gear Craft(?) AM95

著名なドイツ連邦警察の対テロ特殊部隊、GSG-9が使用しているAM95ヘルメットのレプリカです。








▼ISPL Mk.2ベスト および UKSFアブセイルハーネス

ISPL Mk.2ベストとアブセイルハーネスの実物放出品です。

友人の一人から「ゲーム『Rainbow Six Siege』のSASキャラの装備に興味アリ!」と聞きまして…
これまで数年間、別の(本家の)SAS装備を目指している友人へ情報提供をしていましたため、それを基盤にプッシュすることとなりました。





今後も随時追記予定です。



2015年以降の一連の事件や、それに続くGIGNの装備の入れ替えと放出、新しいレプリカの出現、FPSゲーム『Rainbow Six:Siege』への登場 等々…
ここ数年で、GIGNの知名度と人気は一気に上昇したと思います。

前ブログを開設した際の「色々な人にGIGNを知ってもらう」「マイナーなGIGNを考察する」という目標は…
今や自然と達成されつつあると言えるでしょう!

当ブログ(新ブログ)ではGIGNに関するカテゴリーはアーカイブとなり、新しく記事を書くことも ほとんど無いかと思います。
本当にブログ自体が不要だと感じる日が来た時には、もしくは自分自身が趣味以外に身を投じる日が来た時には、更新が完全に止まることでしょう。

そんな日が来るまで、色々と試行錯誤したり、装備品を輸入したり、できる限り携わっていたいと思います。

ではでは、最後までご覧頂きありがとう御座いました。  

Posted by Lure_mk at 23:50Comments(0)忘備録