2019年01月13日
【GIGNアーカイブ】映画『L' Assaut』のGIGN装備
― Lundi 26 Decembre 1994, Aeroport de Marignane. ―
― マルセイユ=マリニャーヌ空港 ―
― 1994年12月26日 17時15分 機内突入。―
フランス映画『L' Assaut』。
2010年に劇場公開され、世界各国でのGIGNの知名度・認知度の向上に繋がりました。
この映画は1994年12月24日に起こった実際の事件、『エールフランス8969便 ハイジャック事件』を ほぼノンフィクションで描いています。
ハイジャックしたのは、アルジェリアのイスラム武装集団GIA所属とされる4名です。
乗客220名とエールフランス乗務員12名が人質となり、うち3名が犯人に殺害されました。
フランス政府は交渉による事件解決を目指しましたが、その裏では既にGIGNに出動命令が下され、突入訓練を行っていました。
ハイジャックから2日後の26日、世界中の人々が中継を通して見守る中、GIGNが機内に突入しました。
約18分間にわたる激しい銃撃戦の末、無事に人質を解放し、犯人4名全員を射殺しました。
この銃撃戦で乗客・乗務員16名が負傷しましたが、いずれも軽傷でした。
一方GIGNは9名の負傷者を出し、内1名は重傷でした。
この銃撃戦時のGIGNと乗客、犯人の動きについて、明確にまとめられた動画をご紹介させて頂きます。
この事件が無事解決したことは、当時では非常に衝撃的なものだったとのことです。
映画では機内で繰り広げられた一連の銃撃戦を、短時間ではあるものの、ハリウッドのような過度な演出もなく、あくまでも“リアルに”描写されています。
GIGNの訓練の様子等も登場し、実際のGIGN隊員の方々が実際の武器・装備品を身につけ、当時の作戦資料・証言を元にし、映画制作に携わっています。
そんな映画『L' Assaut』でのGIGNの武器と装備について、少しだけご紹介させて頂きたく思います。
それでは参りましょう!
◆服装とパッチ
映画で使用されている装備品について、順番に見て参りましょう。
▼アサルトスーツ
詳細は【GIGNアーカイブ】服装とパッチ にてご紹介していますが、映画でもGIGN隊員の方々は専用のアサルトスーツを着用しています。
1980~1990年代のスーツは放出品の数が極めて少なく、現用のスーツに比べて高価になりがちです。
今では民製品も見られるようになりましたが、個人輸入の手間等、相変わらず難しい状態です。
映画では、飛行機内に突入するシーンにて革ベルトの着用が確認できます。
こちらの隊員は「上下分割型の服」もしくは「ベルトループ付きのアサルトスーツ」を着用しているようです。
前者は各国のSWAT等、後者はイギリス警察のスーツ等の例が挙げられます。
▼ジャンプスーツ
こちらも【GIGNアーカイブ】服装とパッチ にてご紹介していますが、映画ではサトリー基地内でのシーンにて着用されています。
国内では しばしば「パラトルーパーカバーオール」等という名称で販売されていまして、入手も比較的 簡単です。
GIGNが登場する もう一つの映画、『L'Ordre et la Morale』での装備等、色々と併用できる便利な服です。
▼パッチ
映画で装着されているパッチは、いわゆる「旧型」のモデルです。
今現在は、国内でもデポリュテスさんやヤフオク等で購入できます。
公開当時はebay等で少数が出回っていたのみですが、ここ数年で入手難易度がグッと下がりました(^-^)
◆ヘッドギア
詳細は【GIGNアーカイブ】ヘッドギア にてご紹介していますので、そちらも合わせてご覧下さい。
▼RBR バイザー付きヘルメット
GIGN装備の王道とされる、オールドスクールなバイザー付きヘルメットです。
映画でも、MR73やMP5と並んで印象的な装備となっています。
その知名度とは裏腹に、レプリカは もちろん実物すら滅多に見られない、とても希少なヘルメットとなっています。
▼MSA KFS V2
2000年代以降から使用されている、今ではお馴染みのバイザー付きヘルメットです。
映画では少数が登場していますが、機内への突入後では明確に確認できるシーンが少ないです。
他方、国内外でレプリカが存在していまして、稀に実物の放出も見られますので、GIGN装備の中でも入手しやすいヘルメットとなっています。
いや~良い時代になりましたね!
▼TN2-1
冒頭のシーンで使用されている、いわゆるナイトヴィジョンです。
海外サイトによりますと、約100mの範囲を暗視することができるとのことですが、現在の第三世代のナイトヴィジョン程は鮮明でないと思われます。
意外なことに動力は乾電池を使用するようで、20~40時間前後まで作動可能とのことです。
◆ベスト
詳細は【GIGNアーカイブ】ベストとボディアーマー にてご紹介していますので、そちらも合わせてご覧下さい。
▼名称不明のベスト
背中(背骨)部分にドローコードが存在するという、非常に珍しいデザインのベストです。
映画でも全体を通して多用されています。
2つボタンの胸ポケット、背面のストラップがよく分かりますね。
▼TAC系 ベスト
色々な特殊部隊で使用されている、有名なベストです。
両脇のサイズ調整部はドローコードのため、Eagle等のオールドスクールなモデルが最もオススメかと思います。
▼Arktis/Mil-Tec タクティカルベスト
一番左の隊員が着用しています。
実際のGIGNでも少数の着用例が見られますが、年々入手難易度が上がっているようです。
◆グローブとブーツ
グローブは とても簡単ですが、ブーツは中々難しいです。
▼SWAT グローブ
お馴染みのフィンガーレスグローブです。
GIGNを含む様々な国の特殊部隊で使用されています。
▼GK-Pro Ground Speed Field Twin Zip
フランスのGK-Proのタクティカルブーツです。
元々 足元が映るシーン自体が少ないため、ソール裏まで確認できるのは こちらのモデルくらいかと思われます。
▼Meindl Attack Boots
ドイツの登山用ブーツで有名なメーカー、Meindlのブーツです。
こちらも映画では一瞬しか映りませんが、つま先の形状や靴紐を通す部分等が確認できます。
◆登場する武器
残念ながら自分自身は「ガンマニア」ではないため、十分な知識を持ち合わせていませんが…
映画に登場している武器を見て参りましょう。
▼マニューリン MR73
マニューリンMR73はGIGNのシンボル的な武器です。
リボルバーは装弾数が少ないものの、「接近戦では数発で決着がつく」という思想上では あまり関係がないとされ、GIGNでは「数発で決着をつける」という思想もあったようです。
年間数百万発もの弾を使って射撃訓練を行い、射撃の腕を叩き上げていることがよく分かります。
標的を無力化することも重要ですが、人質がいる中では誤射にも注意しなくてはなりませんので、他の特殊部隊のように「ダブルタップ」を行うことも少なかったそうです。
その他、MR73の高い命中精度や.357マグナム弾の高い威力、作動不良・排莢不良の少なさ等、当時「1ショット1キル」を求めていたGIGNには最適だったともいえます。
もちろん、現在は専らオート拳銃を使用していますので、MR73を構えるGIGNの姿は激減してしまいましたが、それでも公開訓練等の催しではシンボルとして使用されて続けています。
▼Glock 17
GlockシリーズはGIGNでも使用率の高い銃です。
映画では冒頭のシーンで登場していますが、飛行機内でのシーンでも確認できます。
ただP228の方が印象深いため、ちょっとばかり影が薄いかもしれません。
▼SIG Sauer P228
SIG SauerのP228です。
映画では、MR73を撃ち尽くした隊員がショルダーホルスターからP228を抜き、応戦する姿が描かれています。
P228はP226と並んで代表的な銃でしたが、現在はGlock等へ更新されつつあるようです。
▼H&K MP5
映画本編はもちろんポスターやパッケージ等、MR73と同等の存在感を持つ銃となっています。
各モデル別に見て参りたいと思います。
①名称不明のハンドガードモデル
映画のポスターやパッケージ等のトップを飾っている他、実際のGIGNでも様々な使用例が見られますが、現在も詳細不明となっています。
レイルシステムに対応している訳でもなく、GIGN以外に使用例も見られません。
②K(Kurz)モデル
冒頭にのみ登場するモデルです。
実際のGIGNでは、1980~1990年代に少数のMP5Kが使用されていました。
③ノーマルモデル
作中で最もシンプルといえるMP5です。
ハンドガード下部にライトもしくはレーザーサイトが固定されているだけで、無駄のないスッキリとしたスタイルです。
④ライトハンドガードモデル
Surefireの「ライト付きハンドガード」を装着したモデルです。
ハイマウントベースには、ドットサイトではなくレーザーサイトが装着されています。
④RASモデル/レイルハンドガードモデル
RASを装着したMP5です。
タクティカル系が人気の昨今では、最も一般的なモデルかもしれませんね。
▼FR F1
FR F1は、第二次世界大戦時に使われていたMAS36小銃を狙撃用に改良したものです。
GIGNは全隊員が狙撃手を担当できることで有名でもあります。
映画では狙撃班が使用し、コックピットの犯人を1発で無力化するシーンがあります。
◆あとがき
前ブログにて『L' Assaut』についての記事を書いたのは2012年5月でして、もう随分と前になってしまいました。
自分自身にとっては「初めてGIGNを知り、調べ、データベースとして前ブログを開設するキッカケとなった映画」でして、誠に勝手ながら名作だと思っています(#^_^#)
しかしながら、装備品の入手難易度が高過ぎることや、ゲーム等での知名度や人気の方が高いことから、映画『L' Assaut』は日陰の存在となっています。
記事を書き、また改訂するにあたって、毎度ながら「コマ送り」をしているのですが…
特別な視覚効果がないにも関わらず…芸術的ともいえるような、魅力溢れるコマが沢山 盛り込まれています。
残念ながら、我らが日本という国では「若者の映画離れ」が顕著だそうでして、自分の友人もアニメや漫画、ゲーム等が中心です。
個人的には何故GIGNが有名な特殊部隊となったのか、その源となった事件について、色々な方に映画を通して知って頂きたいです。
以上、【GIGNアーカイブ】映画『L' Assaut』 でした。
― マルセイユ=マリニャーヌ空港 ―
― 1994年12月26日 17時15分 機内突入。―
フランス映画『L' Assaut』。
2010年に劇場公開され、世界各国でのGIGNの知名度・認知度の向上に繋がりました。
この映画は1994年12月24日に起こった実際の事件、『エールフランス8969便 ハイジャック事件』を ほぼノンフィクションで描いています。
ハイジャックしたのは、アルジェリアのイスラム武装集団GIA所属とされる4名です。
乗客220名とエールフランス乗務員12名が人質となり、うち3名が犯人に殺害されました。
フランス政府は交渉による事件解決を目指しましたが、その裏では既にGIGNに出動命令が下され、突入訓練を行っていました。
ハイジャックから2日後の26日、世界中の人々が中継を通して見守る中、GIGNが機内に突入しました。
約18分間にわたる激しい銃撃戦の末、無事に人質を解放し、犯人4名全員を射殺しました。
この銃撃戦で乗客・乗務員16名が負傷しましたが、いずれも軽傷でした。
一方GIGNは9名の負傷者を出し、内1名は重傷でした。
この銃撃戦時のGIGNと乗客、犯人の動きについて、明確にまとめられた動画をご紹介させて頂きます。
この事件が無事解決したことは、当時では非常に衝撃的なものだったとのことです。
映画では機内で繰り広げられた一連の銃撃戦を、短時間ではあるものの、ハリウッドのような過度な演出もなく、あくまでも“リアルに”描写されています。
GIGNの訓練の様子等も登場し、実際のGIGN隊員の方々が実際の武器・装備品を身につけ、当時の作戦資料・証言を元にし、映画制作に携わっています。
そんな映画『L' Assaut』でのGIGNの武器と装備について、少しだけご紹介させて頂きたく思います。
それでは参りましょう!
◆服装とパッチ
映画で使用されている装備品について、順番に見て参りましょう。
▼アサルトスーツ
詳細は【GIGNアーカイブ】服装とパッチ にてご紹介していますが、映画でもGIGN隊員の方々は専用のアサルトスーツを着用しています。
1980~1990年代のスーツは放出品の数が極めて少なく、現用のスーツに比べて高価になりがちです。
今では民製品も見られるようになりましたが、個人輸入の手間等、相変わらず難しい状態です。
映画では、飛行機内に突入するシーンにて革ベルトの着用が確認できます。
こちらの隊員は「上下分割型の服」もしくは「ベルトループ付きのアサルトスーツ」を着用しているようです。
前者は各国のSWAT等、後者はイギリス警察のスーツ等の例が挙げられます。
▼ジャンプスーツ
こちらも【GIGNアーカイブ】服装とパッチ にてご紹介していますが、映画ではサトリー基地内でのシーンにて着用されています。
国内では しばしば「パラトルーパーカバーオール」等という名称で販売されていまして、入手も比較的 簡単です。
GIGNが登場する もう一つの映画、『L'Ordre et la Morale』での装備等、色々と併用できる便利な服です。
▼パッチ
映画で装着されているパッチは、いわゆる「旧型」のモデルです。
今現在は、国内でもデポリュテスさんやヤフオク等で購入できます。
公開当時はebay等で少数が出回っていたのみですが、ここ数年で入手難易度がグッと下がりました(^-^)
◆ヘッドギア
詳細は【GIGNアーカイブ】ヘッドギア にてご紹介していますので、そちらも合わせてご覧下さい。
▼RBR バイザー付きヘルメット
GIGN装備の王道とされる、オールドスクールなバイザー付きヘルメットです。
映画でも、MR73やMP5と並んで印象的な装備となっています。
その知名度とは裏腹に、レプリカは もちろん実物すら滅多に見られない、とても希少なヘルメットとなっています。
▼MSA KFS V2
2000年代以降から使用されている、今ではお馴染みのバイザー付きヘルメットです。
映画では少数が登場していますが、機内への突入後では明確に確認できるシーンが少ないです。
他方、国内外でレプリカが存在していまして、稀に実物の放出も見られますので、GIGN装備の中でも入手しやすいヘルメットとなっています。
いや~良い時代になりましたね!
▼TN2-1
冒頭のシーンで使用されている、いわゆるナイトヴィジョンです。
海外サイトによりますと、約100mの範囲を暗視することができるとのことですが、現在の第三世代のナイトヴィジョン程は鮮明でないと思われます。
意外なことに動力は乾電池を使用するようで、20~40時間前後まで作動可能とのことです。
◆ベスト
詳細は【GIGNアーカイブ】ベストとボディアーマー にてご紹介していますので、そちらも合わせてご覧下さい。
▼名称不明のベスト
背中(背骨)部分にドローコードが存在するという、非常に珍しいデザインのベストです。
映画でも全体を通して多用されています。
2つボタンの胸ポケット、背面のストラップがよく分かりますね。
▼TAC系 ベスト
色々な特殊部隊で使用されている、有名なベストです。
両脇のサイズ調整部はドローコードのため、Eagle等のオールドスクールなモデルが最もオススメかと思います。
▼Arktis/Mil-Tec タクティカルベスト
一番左の隊員が着用しています。
実際のGIGNでも少数の着用例が見られますが、年々入手難易度が上がっているようです。
◆グローブとブーツ
グローブは とても簡単ですが、ブーツは中々難しいです。
▼SWAT グローブ
お馴染みのフィンガーレスグローブです。
GIGNを含む様々な国の特殊部隊で使用されています。
▼GK-Pro Ground Speed Field Twin Zip
フランスのGK-Proのタクティカルブーツです。
元々 足元が映るシーン自体が少ないため、ソール裏まで確認できるのは こちらのモデルくらいかと思われます。
▼Meindl Attack Boots
ドイツの登山用ブーツで有名なメーカー、Meindlのブーツです。
こちらも映画では一瞬しか映りませんが、つま先の形状や靴紐を通す部分等が確認できます。
◆登場する武器
残念ながら自分自身は「ガンマニア」ではないため、十分な知識を持ち合わせていませんが…
映画に登場している武器を見て参りましょう。
▼マニューリン MR73
マニューリンMR73はGIGNのシンボル的な武器です。
リボルバーは装弾数が少ないものの、「接近戦では数発で決着がつく」という思想上では あまり関係がないとされ、GIGNでは「数発で決着をつける」という思想もあったようです。
年間数百万発もの弾を使って射撃訓練を行い、射撃の腕を叩き上げていることがよく分かります。
標的を無力化することも重要ですが、人質がいる中では誤射にも注意しなくてはなりませんので、他の特殊部隊のように「ダブルタップ」を行うことも少なかったそうです。
その他、MR73の高い命中精度や.357マグナム弾の高い威力、作動不良・排莢不良の少なさ等、当時「1ショット1キル」を求めていたGIGNには最適だったともいえます。
もちろん、現在は専らオート拳銃を使用していますので、MR73を構えるGIGNの姿は激減してしまいましたが、それでも公開訓練等の催しではシンボルとして使用されて続けています。
▼Glock 17
GlockシリーズはGIGNでも使用率の高い銃です。
映画では冒頭のシーンで登場していますが、飛行機内でのシーンでも確認できます。
ただP228の方が印象深いため、ちょっとばかり影が薄いかもしれません。
▼SIG Sauer P228
SIG SauerのP228です。
映画では、MR73を撃ち尽くした隊員がショルダーホルスターからP228を抜き、応戦する姿が描かれています。
P228はP226と並んで代表的な銃でしたが、現在はGlock等へ更新されつつあるようです。
▼H&K MP5
映画本編はもちろんポスターやパッケージ等、MR73と同等の存在感を持つ銃となっています。
各モデル別に見て参りたいと思います。
①名称不明のハンドガードモデル
映画のポスターやパッケージ等のトップを飾っている他、実際のGIGNでも様々な使用例が見られますが、現在も詳細不明となっています。
レイルシステムに対応している訳でもなく、GIGN以外に使用例も見られません。
②K(Kurz)モデル
冒頭にのみ登場するモデルです。
実際のGIGNでは、1980~1990年代に少数のMP5Kが使用されていました。
③ノーマルモデル
作中で最もシンプルといえるMP5です。
ハンドガード下部にライトもしくはレーザーサイトが固定されているだけで、無駄のないスッキリとしたスタイルです。
④ライトハンドガードモデル
Surefireの「ライト付きハンドガード」を装着したモデルです。
ハイマウントベースには、ドットサイトではなくレーザーサイトが装着されています。
④RASモデル/レイルハンドガードモデル
RASを装着したMP5です。
タクティカル系が人気の昨今では、最も一般的なモデルかもしれませんね。
▼FR F1
FR F1は、第二次世界大戦時に使われていたMAS36小銃を狙撃用に改良したものです。
GIGNは全隊員が狙撃手を担当できることで有名でもあります。
映画では狙撃班が使用し、コックピットの犯人を1発で無力化するシーンがあります。
◆あとがき
前ブログにて『L' Assaut』についての記事を書いたのは2012年5月でして、もう随分と前になってしまいました。
自分自身にとっては「初めてGIGNを知り、調べ、データベースとして前ブログを開設するキッカケとなった映画」でして、誠に勝手ながら名作だと思っています(#^_^#)
しかしながら、装備品の入手難易度が高過ぎることや、ゲーム等での知名度や人気の方が高いことから、映画『L' Assaut』は日陰の存在となっています。
記事を書き、また改訂するにあたって、毎度ながら「コマ送り」をしているのですが…
特別な視覚効果がないにも関わらず…芸術的ともいえるような、魅力溢れるコマが沢山 盛り込まれています。
残念ながら、我らが日本という国では「若者の映画離れ」が顕著だそうでして、自分の友人もアニメや漫画、ゲーム等が中心です。
個人的には何故GIGNが有名な特殊部隊となったのか、その源となった事件について、色々な方に映画を通して知って頂きたいです。
以上、【GIGNアーカイブ】映画『L' Assaut』 でした。